雑音を活用した1 bit ADCによる多値振幅信号の復調実験系
概要
Massive MIMOシステムを備えた通信基地局において、
大量に配置されたADCとして、高分解能のものの代わりに、
分解能が最低である1-bit ADCを使用することで、
消費電力とハードウェアコストを大幅に削減することが望ましい。
本作品では、雑音とオーバーサンプリングの活用を通じて、
1-bit ADCによる多値レベルのDC電圧の判別と、
多値PAM信号の復調が可能かについて実証するために、
ナノコンLeafonyを出力信号のデータ処理部として用いて実験系を構築する。
復調・復号に関わるプログラムをナノコンLeafonyに書き込み、復調実験を行う。
特徴
LeafonyのADCを使わず、ディジタル入力のみで入力の異なるDC電圧レベルを判別できる。
システムモデル図
説明動画
今後の予定
本実験系をPAM信号のリアルタイム復調、さらにQAMの対応に向けて改良する。
- このトピックはZhengJinxingが2年、 9ヶ月前に変更しました。