返信先: 【質問】LTE-Mリーフの使用方法を教えてください

#11802
KDDI
参加者

    ご質問いただきありがとうございます。

    > 1.サンプルのHttpPostを使っているうちに、ルート証明書を設定する処理に出来たりできなかったりするような現象が発生しています。できなかった場合は、電源の再投入すると、治れます。書き込みの直後に発生する確率が高いです。

    ルート証明書の設定については設定を繰り返すと失敗することがあることが確認されております。
    Sierra社のファームウェアのバグと考えていますが、設定は一度成功すれば再変更しない限り有効ですので、エラーを無視していただいても動作には影響ありません。(不揮発領域に書き込まれるので、電源OFFしても消えません)

    > 2.ボードが入手した当時、ESP32側に書き込んで、普通に使えていましたが、LTE-M側に色々書き込んで、再度、ESP32側に書き込んで、ESP32の起動をしようとしたら、lpwaAccess.begin入って、出てこれずに固まってしまいます。ESP32を使いたい場合は、STM32側に何かを入れないといけないでしょうか?

    はい、ESP32からLTE-Mリーフを動かすスケッチを使用される場合は、STM32側に連携するためのプログラムが必要になります。ESP32+LTE-Mセットを受け取られた方には出荷時にそのプログラムがSTM32に書き込まれていました。
    もしESP32+LTE-Mリーフの構成でお使いになる場合は、別途それが書き込まれたボードをお送りしますがいかがいたしますか?

    > theLpwaModemCore.sendf(“AT+KHTTPCFG=1,\”%s\”,%d,2″, _host.c_str(), _port);
    これは、HTTPSの場合のHTTPコンフィグをHTTP2.0を使用するようにしたと思いますが、この処理をHTTP1.1に変えたら、とりあえず先に進められます。このライブラリでは、HTTPSの場合は必ずHTTP2.0を使うことになるでしょうか?HTTP1.1対応のライブラリをご存知でしたら、教えて頂きたいと思います。

    パラメータ設定している数値を見てHTTP2.0と思われたのかもしれませんが、この数値は次の内容になりますので、HTTP2.0とは関連はございません。
    0: HTTP 1.1
    2: HTTP 1.1 over TLS (HTTPS)
    2以外の値を入れますとTLSなしのHTTP通信となります。

    察するにHTTP通信でのみ通信が成功しているのではないかと思われます。
    またHTTP/HTTPS通信において一部のリクエストヘッダが不正となる制限事項もございますので
    利用ガイドのHTTPライブラリに記載されております制限事項も参照してください。
    https://github.com/mi-saitou/LTE-M-Leaf/blob/main/httplib.md