これは、KDDI協賛 Leafony応用コンテスト]への参加作品です。
自己紹介
計画工学研究所の三根(みね)です。
個人事業として「自律して移動するIoT-Edge端末」に注力しています。
ドローンの産業展開とSTEAM教材開発に興味があります。
目的
ドローンのジャンルにFPV (First Person View)があり、ホビーやレース目的で人気なのがマイクロドローン(Tiny Whoopとも呼ばれる)です。
この作品はBeta65Sという市販品の基板をLeafonyシステムで換装したものです。
三次元飛行制御の理解に留まらず、CO2センサー等を追加搭載して環境センシングや、AIエンジン追加で衝突回避等、今後も応用先が広がると期待してます。
ハードウェア
自作基板
- 加速度・ジャイロセンサー:MP6050
- モーター制御IC:STSPIN240
- 電源IC:TPS73633
- 大きさ:26.5 x 26.5 mm の取付穴に合わせた(Whoopでの標準)
- ツール:KiCADで設計
自作基板 部品配置・外観
ソフトウェア
ESPCopter をESP32に移植しました。
使用したLeafony機材
マイクロドローンの外観
説明ビデオ
Leafony B65S 製作
参考資料
2021年3月の発表内容: 既存評価ボードからSTM32リーフへの移植
* ドローン制御ではSTM32マイコンが主流なのでLeafonyへの移植性を検討しました
* 今回は実装スペースが小さいので、無線機能内蔵の ESP32 Leaf を使用しました