こちらは第3回ナノコン応用コンテストの出品作品です。
目次
- 作品名
- チームについて
- 製作のきっかけ
- サービス内容
- システム構成図
- 最後に
作品名
いきものたちの、一瞬しか存在しないその特別な色を集めるサービス「いきものパレット」
チームについて
私たち3人は、企画やデザインを学ぶWebデザイン科と、サーバー技術を学ぶ高度情報処理科の異なる専門技術を学ぶ3人が集まり、学科と学年を超えた共創プロジェクトによるサービスの開発を行いました。
イノベーティブな社会を目指し自分たちが学んでいるIT技術を活かして、未来が心地よく、豊かに、さらに楽しくなれば良いなと感じています。
製作のきっかけ
今回私たちが着目したのは「水族館」です。子供の頃、両親に何度も連れて行ってもらった水族館。日本は人口あたりの水族館数が世界一であることをご存じでしょうか。
私たちは実際にサンシャイン水族館を訪問し、フィールドワークをし、観察からスタート。季節や体調によって色が一瞬にして変わるといういきものが放つ「一瞬の色のはかなさ」とともに、美しさや神秘性に大変魅力を感じました。
これはまさに、光の加減や角度で変わる「宝石」のように感じました。私たちは水にある輝く宝石を集めたい!という考えから企画を膨らませ、いきものたちの、一瞬しか存在しないその特別な色を集めるサービスを開発しました。
その名も「いきものパレット」です。
サービス内容
「いきものパレット」は水槽にいる生き物から色を選んで採取することができる入力デバイス「いきものスポイト」と、集めた色を保存できる「いきものパレット」本体から構成されています。

いきものスポイト
「いきものスポイト」は、色センサーを使っていきものの色を採取することが出来るIoTデバイスです。
子供の手にもフィットするように設計し、さらに、色を採取した瞬間に先端部分が色に応じて光るよう工夫しました。
Leafonyの特徴を踏まえてコンパクトに設計することができました。

いきものパレット
「いきものパレット」は、絵画用のパレットをモチーフにしたデバイスです。タブレットが効率よく取り外せるようにしたり、安全性を考えて丸みを持たせてみたり、左利きのユーザにも考慮しました。

いきものパレットUI
「いきものパレット」のUIになります。幅広い年齢層に楽しんでもらえるように、スタイリッシュなUIを目指しスポイトの長押し時間で、パレットに載せる色の量を変化させ、色を変化させ、色を集める楽しさを表現しました。

システム構成図
システム構成図は以下の通りです。

最後に
今回初めてLeafonyを使い、ソフトウェアだけでなくハードウェアの難しさも痛感しました。また、新たな技術に触れることによって、知識を深めることができました。
このような機会をくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。
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このトピックは
日本電子専門学校が4ヶ月前に変更しました。